2

 

第2回 スウェーデンへの過程。

こんにちは、Ikuruです。ついにメールマガジンの配信を開始しました。読者登録してくださった皆さん、どうもありがとうございました。期待にそえるメルマガにしたいと思います。

 前号の創刊準備号No.00では僕のいる学校カペラゴーデンを紹介しましたが、 今回はここスウェーデンへ来ることになった経緯を話したいと思います。

 僕は父の仕事の関係で、幸いなことに木に触れることの出来る環境に育ちました。高校生までは、ラジコンやプラモデルを作ることは好きでしたが木工をすることはほとんどありませんでした。その後は特には何もしていませんでしたが、プログラム言語のベーシックを独学で覚えたくらいで、やはり木には関係ありませんでした。

 最初の大きなきっかけは大学生になってからで、筆箱を自分で作ったことです。新しい筆箱を買おうと思ったのですが、気に入った物がありませんでした。木で出来ている筆箱が東急ハンズに売ってはいたのですが高価でした。今、考えると変わった作り方でしたが、当時は試行錯誤した記憶があります。

 そこから木工に興味を持ち始めました。その後、小物入れとなる引き出しのついた箱をしばしば、まとめて作ったりしているうちに、木の魅力にのめり込んでいきました。機械の使い方を覚えていくにしたがい、作れる物が増えていきました。

 大学を卒業後、結局そのまま就職せず父の仕事場に出入りし、何度か大きい物を作る機会にも恵まれ、自分の手道具をいくつか購入しました。順番が逆かもしれませんが、鉋(かんな)、鑿(のみ)などの使い方、刃の研ぎ方等々、自分の道具を持つことでさらにいろいろなことを覚えることが出来ました。

 手道具を購入した東京の伝統刃物の店で、スウェーデンのカペラゴーデンの話を最初に聞きました。その後、カペラゴーデンへ半年間、研修に行っていた高岡の大学の先生に会い、さらに興味を持ちました。

 翌年の1998年夏のサマーコースに参加を申し込むことを決心しました。もちろん、どのような所かは見たこともなかったので、不安はありましたが、春に申し込みあっという間に夏になりました。