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2011年02月21日    コメント ( 0 )

フェルダーの面取盤を使う

成形合板を作ってみようと思い、練習開始。まず最初に型を用意しないといけません。方法はいくつもあるけど、面取り盤が最適。

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これはFELDERフェルダーのF700というフレース盤。控え目に見ても、かなり強力な性能を備えています。パワーや安定感だけでなく、傾斜も出来るし、スライドテーブルが付いているのがすごい。

おそらく、家具作りには最高に便利な機械です。

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今回行うのは、倣い加工。型と同じ物を作り出す方法です。一番上のMDFが基本となる型。下にある合板を固定します。

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そして、切削開始。この機械は、非常に汎用性があって便利なのですが、使い方や刃への当て方などを誤ると、途端に最高に恐ろしい機械になってしまいます(どんな機械でもそうですが)。正しく使えば、最高に素晴らしい機械になってくれます。何度も各部の点検を行い、イメージトレーニングをしつつ準備します。それでも最初は緊張しますけどね。

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準備がしっかりと行われていれば、得られる結果は最高です。綺麗なコピーが用意できそうです。

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加工後の板たちを重ねたところ。

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お互いを接着。これで型が完成です。

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これがやりたかった。真空プレス機を利用して、曲面成型を行っています。問題なければ、もう少し複雑な形状にも挑戦してみる予定です。


 
 

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