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以前からモユルは動く物とか、ちょっとした機械が大好きだったのですが、今回のマシンには並々ならぬ興味があるようです。休憩を挟んで、さらに 遊んで 動作チェックを重ねる位なのです。

ハンドルを回すことで、手のひらから伝わってくる振動を感じ取って、微妙な調節を試みているモユル。
そんなわけないか(笑)。

ルーター盤、面取り盤、シェイパーとか、縦軸盤などと色々な名前で呼ばれる万能機械です。
工夫次第でかなり色々なことができるのだけど、このF700は強力なスライディングテーブルを備えているので、ドイツの他社製品と比べても大きなアドバンテージがあると思います。

使い方を正しく把握していないと、かなり恐ろしいことになる為、日本ではあまり広く使われていないと聞きます。
でも、切削方向、切削量、回転数に対しての知識や、切削時の動作及び、装備を適切に扱うことができれば、「最高に便利な道具」に早変わりするのです。

刃物を取り付ける回転軸。昇降と傾斜が可能。

さらに、取り外しも可能。複数の軸を持っていれば、刃物を事前に準備できて便利そう。回転数の変更はベルトの掛け替えで行います。

と、僕がブツブツ言っているのを横目に、スライドテーブルの構造チェックに夢中のモユルさん。

定盤を手で動かしながら、目は超真剣です。
ローラーがどう動いているのか観察しているのでしょう。

そのまま丸鋸盤のところへ行き、同じようにスライドテーブルを動かすモユル君。ただ者じゃなさそうな手つきです(笑)。