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2010年05月10日    コメント ( 4 )

フェルダー 手押し鉋盤 A741

またFelderの木工機械を紹介します。今日は手押鉋盤のA741。材の片面を平面にする機械です。今後の加工の元となる基準面を作るので、非常に重要。

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なんとなく変形してロボットになりそうでカッコイイ(笑)。

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日本製の機械に対して、この機械の優れている点は、切れ味でも、定盤の平面性でも、静粛性でもありません。

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この刃口カバーです。この単純なカバーでも、有ると無いとでは大違いです。

日本製やアメリカの機械にも、形状と機構の異なるカバーが備わっていますが、大きな材を加工する時は良いとしても、小さな材を扱う際(家具作りでは、こちらが主)には、実質、使い物になりません。結果、外したままにしている機械ばかりなのが現状です。それが意味することは、超高速回転する刃物がむき出しになり、危険と隣り合わせ。常に注意が必要です。

しかし、このカバーは怪我をするリスクを激減するだけでなく、作業の邪魔もしません。むしろ役立つことがあるくらいです。例えば、軽く反った薄い材を加工する際には、カバーと共に押さえての送材も可能。刃物に指を巻き込まれることもありません。

そして見逃されがちなのが、疲労の軽減。重たい材でも、加工直後にカバーの上を滑らせて手元に引っ張り寄せることができるので、材を完全に宙に浮かせる必要(カバーが無い場合は、必ずそうしないとならない)がありません。同じ加工を何度も繰り返す場合には、大きな差が出てくること思います。

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高さ調節も簡単。新幹線の片持ちパンタグラフの様に動きます。ヨーロッパの競合他社製品には、もっと優れた機構の物がありますが、僕の使用範囲ではこれでも十分です。

私的備忘録:
最新世代の安全カバーであるSuvamaticはかなり良さそう。ついでに色遣いなどデザインもカッコイイ。

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刃物の交換は定盤を持ち上げて行います。

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替え刃式の4枚刃。TERSAのカッターシステムほどではないけど、迅速な交換が可能。

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綺麗。
と、撮っていたら、

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モユル君が入り込んできました。超音波モーターによる超高速AFが作動し、ピントが手前に合ってくれました。素晴らしい。


 
 

コメント

男前〜な機械!いい仕事しそうです♪
そして…最後のお顔も男前〜♪

ブログタイトル↓
『(那須の森の中)せせらぎを聴きながら…』@瑞典家具工房

『瑞典家具工房 せせらぎを聴きながら…』@那須の森

今、思いつきました。くどいかな?長いかな?
瑞典=スウェーデン この『瑞々しい』という漢字がそちらの景色にとても合ってると感じて、でもスウェーデンを入れる必要はないのでしょうか??
ん〜〜もっとスッキリが良いですネ。

投稿者 ICAで〜す♪


機械すごいですね〜!!
どんな作品がこの機械から作られるのか楽しみにしています♪

ブログタイトル考えてみました。『那須の緑と光と風と』


昨日は那須に日帰り温泉に行ってきました。
ちょっと肌寒かったですが、空気も緑もとてもきれいでした。

投稿者 うさ


そうなんですね。重たい材木を扱う作業は、ほんと重労働。繰り返し作業をしていると疲労で怪我のリスクも出てくるんですね。ちょっとした工夫で、作業の効率も上がり、しかも安全なんですね。ところで、モユル君は、いい笑顔してますね。

投稿者 シンジ


ICAで〜す♪さん
そりゃもういい仕事をしますよー。
せせらぎも良いですね!

うささん
連休明けですと、まだちょっと寒かったかもしれませんね。
そろそろいい感じですよ。

シンジさん
そうなんです、疲れてきた時にいかにリスクを減らすかが大事だと思っています。
モユルは可愛いでしょ(笑)。

投稿者 いくる