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2010年05月14日    コメント ( 5 )

機械整備士モユル君

工房に届いた機械たちに興味津々のモユル。どうやって 遊ぶ  使うのか気になるようです。

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雰囲気はもう立派な整備士。リフトの爪が機械の底面に入るかどうかを計測しています。

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フェルダーのプラナー(自動鉋盤)D951です。平面を下にして、上側に鉋をかける機械です。そうすると、上面と底面が平行になります。性能には全く関係ないけど、青色がなんかカッコイイ。

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600キロ超あるけど、このあと移動予定。上面に付いているマットは良い。

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刃の交換やメンテナンス時はカバーを持ち上げる。この状態だとモーターは回らない。

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キックバックを強力に予防する爪。ちょっとでもこの爪を過ぎると、ガッチリと押さえ込まれる。この機械は作業立ち位置の都合上、キックバックが起こると洒落では済まされない状況に成り得る(例、内臓破裂)ので、非常に大事な機構です。

そうそう、送りローラーが金属製でした。ゴム製にする必要があるかもしれないけど、とりあえず様子を見ることにします。

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全部で三箇所に備わっている緊急ストップボタン。叩くなりして押し込むと停止。再始動するためには、まずはこれを回しながら引っ張り出さないとなりません。それからスタートボタン。

上にあるスイッチは、主電源。1にすると通電。カバーは工房長や経営者向けに保険対策として備わっているのだと推測。鍵を取り付けてしまえば、夜中に機械をちょっと使っちゃおうということができなくなります。

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横軸のボール盤/溝切り盤Felder FD250。結構色々なことが出来て便利。集塵ホースを取り付けられるけど、どこから吸っているのかな。定盤に開いている穴か?

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使用例を、モユル君に示してもらいました。


 
 

コメント

モユル君なかなかかっこういいですね。なんだか、跡取りができたみたいですね。ところで、素人にはこの機械が何に使われるのか、ちょっと知りたいな〜。

投稿者 シンジ


シンジさん
ちょうど文章を書き足していたところでした。底面を基準として、上面を加工し、お互いを平行にする機械です。

投稿者 いくる


あらら、お忙しいのに、ご返答ありがとうございます。
ふむふむ、この機械は、そうして使うんですね。
素人の自分には、家具を作るとなると、
カンナとノミのイメージがするのですが、
こんな機械も使うんですね。

投稿者 シンジ


パッと見るとそうは見えないけれど、ディティールというか、一寸中身を見るとやはり怖い部分がありますね。
だからこその安全策な訳ですが、こういう安全性能は危険性を理解してこそ。

手入れも大事という事で、当面はアシスタント第一号?の点検が続く…のかな?

投稿者 ts


シンジさん
そうですね、もちろん鉋ものみも使用します。機械はある程度までの加工を行う際に使い、手道具はその次の段階からというのが一般的です。全部手道具ということも不可能ではありませんが、コストが上がるだけですのであまり現実的ではないんです。

tsさん
はい、重たい刃物が超高速で回っているのですから、それはもう怖いです(笑)。手道具なら切り傷程度で済みますが、物凄い運動エネルギーが生じている機械は、油断できません。
モユルは結構鋭い視点で見てくるので驚きます。

投稿者 いくる


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