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2010年12月08日    コメント ( 3 )

フォルムを考える

見本市で出品した机を考えていく過程をご覧ください。

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これは完成形。なかなか綺麗な脚になったと思っています。

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一番最初。角棒のままの脚に対し、丸みを持たせて成型した脚を取り付けてみました。

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接合部の強度は同じままで、余分な部分をそぎ落としていっただけ。でも、見違えるほど変わる。

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次にテーブルトップの広さ。
現代の生活様式を考えるとパソコン使用ははずせません。

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A4用紙がおさまる。横向きならば、三枚分の奥行き。

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小さい机だけれども、ちょっとした書類作業はできるようにしたいので、これくらいの大きさへ。

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鉋を使って、脚を大まかな形に削り出しました。一本だけ木目の取り方が異なっている点は見逃してください。 間違えた  木目の見え方を試したかったんです(笑)。

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接着中。これだけ角度がつくと、脚の両端もそれに合わせないとなりません。

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適当な板を置いて、雰囲気を見る。
うん、なかなか悪くない。我ながら気に入りました。

次は天板の製作です。


 
 

コメント

実用的だけれど、デザインを捨てないところが美しいですね!
スタジオを開ける時が来たら、ぜひビスポークの家具を作っていただきたいです!

投稿者 Shin


なるほど〜。
自分以外の人の思考過程ってなかなかわからないので、参考になります。

シンプルだけど暖かみがあって、いいデザインですね。

投稿者 motoraji


Shinさん
ありがとうございます。地味ではあっても少しずつこだわっていきたいと思っています。

motorajiさん
もう一つくらい何かあってもいいかもと思っちゃうのですが、素っ気ない感じが気に入っています。

投稿者 いくる


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