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第6回 ヨーロッパ旅行2、いろいろな美術館へ。

こんにちは、Ikuruです。今日は一日中、雪がちらついていました。車のタイヤも冬タイヤに交換して準備万端です。

 さて1999年の夏の旅行の話の続きです。現在の話を楽しみにして下さっている方、もうしばらくお待ち下さい。

 ベルギーのブルージュの修道院に泊まっている間に日帰りでパリへ出かけました。ブルージュからブリュッセルまで1時間。そこから日本での新幹線、TGVタリスに乗るとあっという間にパリに到着します。ベルギーから出ているTGVはワインレッドのボディーカラーで綺麗です。

 この日の目的はルーブル美術館でした。前日に教えてもらっていた通りに正面からではなく、裏にある入り口から地下に入る方法ですんなり入場ができました。正面のガラスのピラミッド側から入るとかなり混み合うそうです。

 それまでに見てきたドイツの美術館と比べると、フランスの装飾家具は金をたくさん使っている印象を受けました。豪華できらびやかですが、ちょっと僕の趣味ではなかったです。ドイツ等と文化圏が近くても違いを多く感じました。

 ルーブル美術館は広すぎて一日で見ることは無理だと判断し、興味のあるところだけ見て回りました。予習を全くしていかなかったのでミロのヴィーナスなど有名な物があると、おおっと驚きました。きっとまた来ると思い、街はほとんど見ないで帰りました。

 その後はさらに南へ下ってフランス、ドイツとスイスの国境の街、バーゼルを訪れました。ドイツ側に椅子コレクションと建築が有名なヴィトラ社があります。椅子コレクションを見る為には見学ツアーに参加をしないといけませんでした。エキシビジョン・ハウスはフランク・ゲーリ、ゲストハウスは安藤忠雄等でさらには工場までもが有名建築家の設計です。これらを見る為に世界中から見学者が絶えないようです。

BMW本社ビル。博物館はすぐ隣にあります。

 ミュンヘンまで来た頃には美術館巡りにもちょっと飽き始めていたので趣向を変えてBMWの博物館へ行きました。隣接する本社ビル自体が4つのシリンダーの様に見え、4気筒エンジンのイメージが強いBMWらしいと思いました。

 オーストリアの首都、ウィーンへも行きました。曲げ木の椅子で世界で初めての量産家具を作ったトーネットの地元です。美術館では作品達を影で表現しているのに感心しました。ウィーンは音楽の都と言われるだけあり大道芸人にも音楽家が多いように見受けられました。素晴らしかったのが地下鉄乗車時に一駅間だけ歌ってまた次の車両に移っていく流しの歌い手でした。あまりの上手さに車内のお客さんが大拍手。みんな自らお金を渡すほどでした。音楽に慣れ親しんでいる(と思われる)ウィーンの市民さえでもそうだったのですから驚きました。

メルセデスの通称バス。

 ドイツの都市、シュツットガルトはメルセデス・ベンツの本拠地で、僕はメルセデス博物館に行きました。世界初の車から最新のレーシングカーまでが揃っています。しかもそれらの全てが完璧に手入れをされていて、なおかつ走行可能な状態だということです。世界初の車でさえです。レーシングカーの倉庫とクラシックかーの修理工場へも行きました。ちょっとした展示会など比べようのないくらいの充実ぶりでした。

 最後に訪れたのがフランクフルト。これまでの旅行ではほとんどユースホステルに宿泊しました。しかし、ここはホテル並みに設備が素晴らしく扉は自動ドアで、部屋の鍵はカードロック。ベッドも強いスプリングで寝心地良しで快適でした。ドイツはユースホステル発祥の地だけあり、全般的にかなり清潔で立派なのですが、ここはさらに良かったです。

 以上がおおまかな旅行の流れでした。各々の街に最低3泊はしながら時間をかけて見ていきました。デパート等で売っている物には日本で買える物もたくさんありますが、文化の深さを強く感じました。

ルーブル美術館で、ミロのヴィーナスの背中。
ヴィトラ社の正面玄関。展示会場です。
ヴィトラの椅子コレクション。
トーネットの家具たち。
アールヌーボー スタイルの家具。