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メルマガで配信していた留学記です。主にSweden Öland島のカペラゴーデン留学中の1999-2003年頃の事柄を紹介しています。
| 第1回 カペラゴーデンとは? |
| スウェーデンでもかなり特殊な部類に入るカペラゴーデンとはどの様な学校なのか。 |
| 第2回 スウェーデンへの過程 |
| なぜ僕が木に興味を持ったのか?カペラゴーデンをどのように知ったのか? |
| 第3回 サマーコースへの移動 |
| スウェーデンへの旅行は問題なかったのですが、カペラゴーデンは予想よりもはるかに田舎にありました。小さな村の中に学校はありました。 |
| 第4回 サマーコースに参加 |
| 僕の大きな転機となるカペラゴーデンの夏期講習へ参加しました。今までは体験したことのなかった生活、木工作業の数々・・・。 |
| 第5回 欧州旅行。修道院、伯爵の家 |
| ベルギーのブルージュにある修道院を訪れました。ある日、言われるがままに連れて行かれた所は大豪邸でした。庭を散歩する為にまずは地図を見るなんて・・・ |
| 第6回 ヨーロッパ旅行2 |
| ドイツやオーストリアでたくさんの家具を見ました。念願だったメルセデス・ベンツ博物館やBMW博物館にも訪れました。ヴィトラの美術館の建築には驚きました。 |
| 第7回 カペラゴーデンでの面接 |
| 入学希望の意志を示す為に冬のスウェーデンへ出向きました。木工科の先生との面接では作品集はろくに見てくれずに雑談という感じでした。 |
| 第8回 合格!ビザの準備開始 |
| カペラゴーデンから合格通知の書類が届きました!嬉しかったです。しかし前期分の授業料の振込期限は既に通知の届いた前日だったのです・・・。 |
| 第9回 入学への準備、そして移動 |
| スウェーデンへ持っていく物、送る物の準備を始めました。今、考えると必要ない物も多くありました。まだこれからの生活が分からず不安でした。 |
| 第10回 番外編 父の仕事について |
| 僕が木で物を作ることを始めた大きな要因は父の仕事でした。パイプオルガンを作っています。音楽のイメージが大きいのですが実際は木工の世界なのです。 |
| 第11回 生の木からの製作 |
| カペラゴーデンの課題の中でも重要事項であると思われる生の木から刃物だけで物を作る事を学びました。ナイフを入れる度に水が染み出してきます。 |
| 第12回 1年目最初の課題、ロウソク立て |
| 入学してすぐに出た課題は教会で使用出来る、床に置く大きなロウソク立てでした。神聖な雰囲気を持っていることという条件も科せられていました。 |
| 第13回 燭台デザインのアイデア発表 |
| アイデアの発表は原寸大の図を見せながら行いました。質疑応答では想像もしなかった問いが連発・・。 |
| 第14回 燭台の試作を開始 |
| プロトタイプの製作を始めました。デザインとフォルムのチェックさらに本製作時に製作が可能かを知る為です。 |
| 第15回 2002年結果表 |
| 一年間に作りだした物をまとめてみました。木工作品だけではなくこのウェブサイトも1つの作品です。 |
| 第16回 燭台完成へ! |
| 高さ1メートルを超える大きなロウソク立てが完成し、教会で披露しました。 |
| 第17回 森へ木を切り倒しに行く |
| 材料確保の為に森へ行き、タモの木を切り倒しました。手鋸で切り、くさびを入れ割っていきます。 |
| 第18回 カペラゴーデンの朝礼について |
| 朝食後の8時から図書室に学生が集まり朝礼が行われます。毎回、各科からの学生が趣向を凝らします。さて、僕は・・・ |
| 第19回 カペラゴーデンの名前の由来 |
| カペラゴーデンという言葉は元々はスウェーデン語ではありませんでした。名前の由来にはいくつかの説があります。 |
| 第20回 木工旋盤(ろくろ)の特別講義 |
| 木工旋盤のスペシャリストがゲスト・ティーチャーとして達人の技を見せてくれました。3日間の集中コースでした。 |
| 第21回 ストックホルム家具展示会等 |
| 毎年2月に開催される国際家具見本市へ行って来ました。ストックホルム市内にある芸術大学とカール・マルムステン校へも見学に訪れました。 |
| 第22回 いろいろなランプの製作 |
| 以前から興味を持っていた和紙を使って、スウェーデンで柔らかい光を発するライトを作りました。 |
| 第23回 2つ目の課題、裁縫箱 |
| 初年度の二つ目の課題はカール・マルムステンの戸棚を作ることでした。僕が複数の提示図面の中から選んだのは、裁縫箱でした。 |
| 第24回 番外編 メルセデス・バス |
| スウェーデンで所有しているメルセデス・ベンツの大きなワゴン車、通称「バス」です。購入時で既に30万キロを近くを走破していました。 |
| 第25回 ベンチの製作課題 |
| 企業との共同プロジェクトとして屋外で使用するベンチのデザイ案を考えることになりました。僕はCADを使用してデザインしていきました。 |
| 第26回 僕の目指すもの |
| あるメールをきっかけに考えた事。僕のこれから。職人とは・・・。 |
| 第27回 初めての椅子製作 |
| 今まで色々な物を作ってきましたが椅子の製作経験はありませんでした。背もたれがとても美しい椅子に挑戦しました。 |
| 第28回 ヨーロッパ車旅行 前編 |
| 10日間かけてスウェーデンからオランダとベルギーへ車で旅行をしました。チューリップで有名な花の公園キューケンホフにも立ち寄りました。 |
| 第29回 ヨーロッパ車旅行 中編 |
| ベルギーの古都ブルージュにあるカトリックの修道院と伯爵の邸宅を訪れました。 |
| 第30回 ヨーロッパ車旅行 後編 |
| 旅行も帰路に入って順調に進んでいるかと思ったらドイツでトラブル連発。 |
| 第31回 カトリック山手教会での結婚式 |
| 横浜山手にある日本開港後、一番最初に建てられたカトリック教会で結婚式を挙げました。準備である結婚講座や式では貴重な経験が出来ました。 |
| 第32回 マルムステン宝くじ |
| カペラゴーデン木工科の日本旅行の資金稼ぎを兼ねてマルムステン家具の宝くじを企画し、全ての賞品を学生が製作しました |
| 第33回 カペラゴーデンの日本旅行 |
| 2002年の春、カペラゴーデン木工科全員で日本への研修旅行をしました。興味深い所を訪れたり、ハプニングもありました。 |
| 第34回 カペラゴーデン夏の展示会 |
| 毎年の夏休み期間中、学生の作品の展示および販売が行われます。展示会場の雰囲気をご覧下さい。 |
| 第35回 ゆらーり、ベンツバスの旅。- 準備編 - |
| 2ヶ月間もの夏休み期間中にノルウェーとドイツ旅行をしました。前回の旅行から学んだ事を踏まえて準備をしました。 |
| 第36回 ベンツバスの旅。- フィヨルドへ - |
| 2002年度の夏休み旅行が始まりました。最初の目的地はノルウェーのフィヨルド。とても神秘的な所へ行きました。 |
| 第37回 ベンツバスの旅。- 氷河、ベルゲンへ - |
| ノルウェー第2の都市ベルゲンを目指しながら氷河や、フィヨルド観光をしました。ベルゲンでは食い道楽。 |
| 第38回 ベンツバスの旅。- レゴランドへ - |
| デンマークにあるウェグナーの美術館、レゴランドへ行きました。 |
| 第39回 ベンツバスの旅。- ベルリン、プラハへ |
| ドイツとチェコの首都へ向かいました。ベルリンは再開発の波が、そしてプラハは街並みを残したまま発展しています。 |
| 第40回 ベンツバスの旅。- ブルージュの修道院へ - |
| メルセデスの博物館に寄ってから、ベルギーの修道院を訪ねました。修道院の生活とは。 |
| 第41回 職人試験受験へ備えた戸棚製作 |
| 3年目最初の課題は職人試験受験の許可をもらう為の戸棚製作でした。 |
| 第42回 これって挫折? |
| 子供家具の製作を考えていた僕にとって、ある重大な事件が起こりました。 |
| 第43回 テレビ番組の撮影 |
| 僕の生活を紹介する番組の撮影が1週間に渡って行われました。 |
| 第44回 2人のゲストティーチャー |
| デザインと、椅子張りの特別授業が行われました。 |
| 第45回 椅子1917の製作 |
| カール マルムステンの椅子"1917"を製作しました。 |
| 第46回 このサイトから文章盗用? |
| 明らかにこのサイトからコピーをしたと思われる記事を見つけました。 |
カペラゴーデンの終わり頃と、ストックホルムのマルムステンCTDでの事柄が中心です。2003年からJDN(ジャパン デザイン ネット)上で7年間、連載していましたので読み応えがあります。
スウェーデンで家具職人になる!
税込み価格1890円
須藤 生著 早川書房発行
ISBN 978-4-15-208925-0
当サイト上に掲載している内容などを新たにまとめ直し、さらには書き下ろし記事もたくさん追加しています。写真だけではなく、図面なども豊富に盛り込んでいます。興味深い内容になっていると思いますので、ぜひご覧ください!
カペラゴーデンでの三年間を過ごした家