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第7回 もう一度カペラゴーデンへ。

 2ヶ月間の夏のヨーロッパ旅行から帰ってきて、しばらくした後、カペラゴーデンの本科へ申し込んでみようと決めました。それまで木工教育を受けたことのない僕にとっては、あの環境はとても魅力に感じました。

3月のカペラゴーデン。雪は少なかったです。

 その時点で1年生と3年生に日本人がいたので、入学は困難かとも考えましたが、学校とコンタクトを取り、その一ヶ月後くらいの3月に再びスウェーデンまで出向きました。一週間の滞在でした。作品集も製作し、携行しました。鎌倉の和紙屋さんで方法を教わり、和綴じにして冊子を作りました。普通のファイルではなく、他との差をつけようと思って和紙を使いました。

 本科の見学などをし、なんとなく日は過ぎていきました。週末には日本人主催の寿司パーティが催され、手伝いをしました。ほぼ全員?というくらいの盛況ぶりの中、納豆は非常に不人気でしたが、なぜかガリが大人気。手巻きが中心で、握り寿司も用意しました。

 パーティの飾り付けに僕は折り紙をいくつも折りました。気に入ったようでパーティ後に持って帰る人が多くいました。折り方を教わりに来る人もいて、すごく忙しかったのですが、良い体験でした。

 休み明けの滞在最終日に木工科の先生二人と面接をしました。予想外だったのは作品集は対して見てくれず、軽く眼を通す程度でこの学校をどこで知ったか、どう思うか、日本では何をやっていたのか等を聞かれました。この学校の良いところは?と聞かれた後に、では悪いところは?と聞かれたのには驚き、ちょっと答えに困った記憶があります。

 その次に校長先生と話をしました。こちらの話はもし入学した場合の経済的な話が中心で、願書をもらい、1時間くらいで面接は終了しました。作品集は置いていきました。

ウィーンのオペラ座。

 カペラゴーデンからの帰り道はオーストリア航空だったので、ウィーンを通って帰りました。オペラ座でのオペラ鑑賞と、Musikfereinミュジークフェライン(日本では学友協会と呼ばれています。)で音楽鑑賞。オペラ座には数万円もする良い席もあるのですが、舞台が見づらいけれども1500円くらいの安い席を選びました。立ち見の場合だと当日券で500円くらいで手に入ります。地元の音楽を勉強している学生などは立ち見席へ毎日のように通うらしいです。

 日本に帰り、後は結果を待つだけになりました。


宿泊した校内の家。
宿泊した部屋です。学生の部屋も同じ雰囲気。
カペラゴーデンの門から。
スウェーデンの新幹線X2000です。
ミュジーク・フェライン