木もれ日輝く那須の森

2013年01月08日 コメント (0)

こんなスクールにしてみたい

昨年末に発表した学校プロジェクトですが、この様な木工の学校にしてみたいと思っています。小さな学校ですが、大きな目標です。

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一番時間を費やすのは、もちろん物づくり。最初は課題をこなしながら、道具や機械の使い方、仕上げの方法など家具を作るための技法や構造を学びます。簡単な物から始め、スキルアップを目指します。

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芯材を含め、合板がどういう物なのか学びます。芯材から合板を作る方法を教える場は、おそらく他にはありません。

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そして、高品質な合板を作り出す方法も、ここでの特色になるでしょう。


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合板と無垢材を使いこなしましょう。

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人が腰掛ける場所にも、色々な作り方が考えられます。例えば、編み込んだ座面は、量産家具にはなかなか真似の出来ない特徴です。




制作課題と平行して、関連知識を学びます。作ることに勝るとも劣らない興味深い時間になるはずです。図面描画、写真撮影、コンピュータ操作などは刃物は使いませんが、考えながら手を動かして作業を進めることは同じです。

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しっかりと準備をして撮影を行えば、このような写真が手に入ります。しかし、悪くはないのですが、少し地味な印象です。

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しかし、もう少し工夫を重ねることで、写真の質がガラリと変わります。撮影後の画像処理次第で、表現を高められます。

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シンプルなフォルムの机です。デザインが変わっても、基本的な考え方はそのままですので、他の物を作る際に必ず役立ちます。

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木を埋め込む象嵌(ぞうがん)の技術。これも身につけておくと、表現の幅が広がります。

これらのことを身につけ、使いこなすまでには、おそらく時間がかかります。すんなりとはこなせないかもしれません。しかし、それらを元に、新しい表現方法、あなたの世界の構築をサポートできたらと思っています。学んで損する事はなにもありません。知っておけば、必ず役立つ時が来ます。

講師を招いた特別講座も開きたいと思います。特別講師陣から案は頂いています。課題を課されるかもしれませんし、変わった話を聞くことになるかもしれません。いずれにせよ、得る物が大きい時間となるでしょう。

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物づくりを学ぶ過程というのは、どうしても個々の為の製作が主になってしまいがちです。そこで、グループ課題も用意します。課題内容を議論し、アイデアを出し合い、試作を経て形にすることを、複数人でこなします。これは、依頼主から希望を伺い、話し合いを経てデザインを提案し、物を生み出す過程と似ています。複数人で考えることで、新たな視点が見つかるかもしれません。同じ物をたくさん作ることで、技術向上の訓練につながります。

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外へ出て行く機会を作ります。すぐには無理だとしても、一年を経た成果を発表する場を工芸フェアなどで設けられたら、きっと面白いと思います。たくさんの方からの反応は大きな糧となるはずですし、あらたな製作意欲に繋がります。




これは理想ですが、社会貢献を兼ねた活動もできたら素晴らしいと思っています。例えば公共の場に置く家具を作ったり、体の不自由な方をサポートする手伝いが出来たら素敵ですよね。子供たちと一緒に何かをするのも面白そうです。

物づくりだけではなく、様々なことをやってみましょう。色々なところへ出かけてみましょう。周りにいる者たちとたくさん話してみましょう。逆に、一人の時間も大切です。物思いにふけるも良し、都会には無い緑溢れる静かな場所で得る物も大きいはずです。





「北欧スタイルの家具作りを学べるスクール」と書きました。

大事な点なのですが、私が皆さんに学んで頂きたいことは、北欧家具の作り方ではありません。もちろん私が作っている物も北欧家具ではありません。私は、北欧スウェーデンで学んでいますし、北欧デザインの影響を受けていることは否定しませんが、私の作っている家具はIKURU SUTOの家具なのです。

あなた自身の個性を出せるようになって欲しいと思います。基本的な知識や技術を身につけた先は、自分自身で色々なことを進めていく形式になります。私が考えもしないデザインをする方もいるでしょうし、もっと奇抜な物に挑戦したい方もいるでしょう。こんなことは駄目だと否定するのではなく、それを実現するサポートを私がします。

私がスウェーデンで学んだ、物づくりへのアプローチの仕方を、皆さんにも経験して欲しいと思います。それが私の言う北欧スタイルの家具作りです。


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肝心の学費を、通年コースを希望される方を対象として、考えてみました。

一ヶ月分の学費は10万円を切りたいと思っています。基本課題の材料費なども含みます。それぞれが所持すべき物、例えば手道具などは自己負担です(お持ちで無い方は急いで用意する必要はありません)。

朝9時から18時までを機械の使用可能な作業時間としようと思っています。8月は夏休みとする予定ですが、それ以外の日は意欲次第でたくさんの事に挑戦できると思います。年間1200時間を超える学びのチャンスがあります。

お問い合わせいただいた方には遠方の方が多いようですし、他にも興味をお持ちの方々、若い方にお応えできるように、住居となる寮を確保できたら良いなと思っています。スクール所在地となる栃木県の塩谷町は、車がないと生活には不便ですので、寮を準備するなら、スクールの近くが理想的と考えています。仮に用意できたとしたら、近隣市町村での家賃相場4〜5万円を下回るようにしたいと思っています。

現段階では、まだ入学と寮生活を希望される方がどれくらいいるか未知数です。ご興味ある方が、どれくらいいらっしゃるか知りたいと思いますので、こちらのアンケートにぜひお答え下さい。もちろんご意見やご希望なども、ぜひお聞かせ下さい。

告知第一弾 北欧スタイルの家具作りを学べる学校を作ります。職人への第一歩に。
告知第二弾 こんなスクールにしてみたい
告知第三弾 募集をはじめます
告知第四弾 見学会を開催します
告知第五弾 少し足踏みすることにしました



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