MENU

スウェーデン木工留学記

ストックホルム編

2008.08.06

第66回 カペラゴーデン+東京造形大学「TSUTSUMU-展」

こんにちは! ストックホルムの須藤です。スウェーデンも暑い日々が続いています。日本と比べると湿気は低いので過ごしやすいのですが、日差しはとにかく強烈。こんな日はストックホルム中に点在する湖へ泳ぎに行くのが、スウェーデン流です。

さて、今回は東京で開催される展示会の案内をさせていただきます。

スウェーデンのCapellagårdenと東京造形大学の学生31人による合同展示会が催されます。今夏、カペラゴーデンを卒業された太田由佳里さんが造形大出身という事で実現した企画です。


僕がスウェーデンで3年間学んだCapellagårdenカペラゴーデンからは16人の学生が日本へやってきます。残念ながら大きな職人試験作品の展示はありませんが、各コース(木工家具、陶芸、テキスタイル)の学生作品を垣間見られる事でしょう。


『包む』古くは、魚の保存、納豆、米俵に見られるような保存としての包装であり、現在では商品や贈り物のデコレーションとしての意味合いもあります。包む物は国や民族により異なり、それ故に包む方法も異なります。『包む』という一つのテーマを共有することで、普段感じないようなお互いの国の生活感をも感じ取ることができるのではないでしょうか?
このテーマから、各国の学生はどの様な解釈を行い、どの様な物を作ったのでしょうね。


会場は六本木にあるスウェーデン大使館。東京メトロの南北線六本木一丁目駅や、日比谷線神谷町駅より徒歩数分です。東京観光ついでに寄るのにも良い場所だと思います。


8月7日から21日まで毎日開催しています。初日の7日は18時半開場で、オープニングパーティを行うそうです。スウェーデン料理が振る舞われるかも! 参加ご希望の方は、スウェーデン大使館へ所属と氏名を明記の上、メールにて事前予約を行ってください。
夏休み期間中ですが、沢山の方にご来場いただけると幸いです。僕も行きたいです。


木工留学記

 カペラゴーデン編

メルマガで配信していた留学記です。主にカペラゴーデン留学中の1999-2003年頃の事柄を紹介しています。

子育て記

日本とは異なるスウェーデンの出産育児を絡めながら、2003年の長男誕生前後を紹介しています。

木工留学記

 ストックホルム編

カペラゴーデンの終わり頃と、ストックホルムのマルムステンCTDでの事柄が中心です。2003年からJDN(ジャパン デザイン ネット)上で7年間、連載していましたので読み応えがあります。

本になりました!

スウェーデンで家具職人になる!
税込み価格1890円
須藤 生著 早川書房発行
ISBN 978-4-15-208925-0

当サイト上に掲載している内容などを新たにまとめ直し、さらには書き下ろし記事もたくさん追加しています。写真だけではなく、図面なども豊富に盛り込んでいます。興味深い内容になっていると思いますので、ぜひご覧ください!