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スウェーデン木工留学記

ストックホルム編

2008.10.08

第68回 卒展巡り2008 ベックマンス

こんにちは!ストックホルムの須藤です。こちらは随分と冷え込み、紅葉真っ盛りという様相です。冬もすぐそこに迫っているのでしょうね。さて、ひき続き「卒展巡り2008」シリーズです。今回はストックホルムの繁華街にある小さな学校Beckmans。

ファッションですごく有名な学校なのですが、デザインや、グラフィックのコースも魅力的です。


僕が学んできたマルムステン校とは一風変わった作品で面白いです。


スツールかな? と分かりますが、棒の先に付いた丸い板は何を意味しているのでしょうか。


異素材、異なる色、仕上げで作られています。


面白いアイデアの棚ですね。


鳥をモチーフとしてアルファベットを表現しています。


僕の娘が釘付けになっているのは何でしょうか。


Märklinの鉄道模型(Zゲージ)が走っていました。ちょっと真似してみたいです(笑)。


床に映り込んだ椅子の影が綺麗です。


ガラス上に描かれています。光と合っていますね。


こちらはガラス作品。


おっと、これは面白い(笑)。部屋全体を使って、一作品としているのですね。


商品化できるかどうかはともかく、芸術作品として素晴らしいと思います。


そして、ベックマンスといえば、やっぱりファッション。


作品も面白いんだけど、それ以上に、それを見せる(魅せる)写真やモデルが素敵。


街中で本格的なショーも行うんですよ。そこから若手デザイナーとしてデビューする学生もいるようです。


有無を言わさぬ凄さが感じられます。無数の安全ピンが付いているので、重そうだ(笑)。


服を作るだけではなくて、それをさらに売り込むための力も大切ですよね。作品、見せ方(魅せ方)、写真(パネルやパンフレット)など色々と学べることがありました。


まだまだ続きます。次回もお楽しみに!

木工留学記

 カペラゴーデン編

メルマガで配信していた留学記です。主にカペラゴーデン留学中の1999-2003年頃の事柄を紹介しています。

子育て記

日本とは異なるスウェーデンの出産育児を絡めながら、2003年の長男誕生前後を紹介しています。

木工留学記

 ストックホルム編

カペラゴーデンの終わり頃と、ストックホルムのマルムステンCTDでの事柄が中心です。2003年からJDN(ジャパン デザイン ネット)上で7年間、連載していましたので読み応えがあります。

本になりました!

スウェーデンで家具職人になる!
税込み価格1890円
須藤 生著 早川書房発行
ISBN 978-4-15-208925-0

当サイト上に掲載している内容などを新たにまとめ直し、さらには書き下ろし記事もたくさん追加しています。写真だけではなく、図面なども豊富に盛り込んでいます。興味深い内容になっていると思いますので、ぜひご覧ください!